IoTデバイスのショールーム、Palo Altoの「b8ta」に行ってみた。

 周辺にはスタンフォード大学にGoogle本社と、いわゆるシリコンバレーにあるPalo Altoで2015年12月にOpenした、ベータ版、製品版の各種IoTデバイスをその場で体験・購入ができるショールーム「b8ta」(ベータ)に行ってきた。

 名前の由来は製品リリース前の試作版、「ベータ版」からだと思われる。「E」の代わりに「8」を使うあたりがシリコンバレー流のおしゃれポイント、だと思う。

Address: 516 Bryant St, Palo Alto, CA 94301

Palo AltoのほかにSanta Monica、Seattleに支店があるそう。

 店内はシンプルでラボ的な雰囲気で、渋谷の「Connectly Lab.」に近いコンセプト。

 平日の昼間だからか、お客さんは自分のみ。


 店内はデバイスのコンセプト毎に「Sense」「Home」「Play」「Move」の大きく4つのエリアに別れており、約100個近くのデバイスが展示・販売されている。

・Sense:健康、感覚、体調に関するウェアラブル端末を中心にしたデバイス

・Home:オートロック、インテリア、生活全般に関する家具タイプのデバイス

・Play:娯楽、ゲーム、子供向けの玩具タイプのデバイス

・Move:各種アクティビティや旅行など、アウトドアに関するデバイス

店員のおにーさんが遊びながら親切に使い方を教えてくれる。


 ここで店員さんのお気に入りデバイス5選をここで発表!


1: UPRIGHT(Sense)$129.99

 

 姿勢矯正デバイス。背筋ピーンにしてくれる。

 背中に直にはっつけるタイプのウェアラブル端末でセンサーが内蔵されており、猫背になるとブルブル振動して知らせてくれる。

 バイブレーションだけじゃなく、電気が走る仕組みにしたらもっと面白いと思う。


2: Neo smartpen N2(Home)$169.99

 リアルで書いたものがそのままデータとして保存されるスマートペン。

 最新のBluetooth Smartで接続、スマートペンを使う上でのストレス(データの遅延、重さなど)を限りなく低くした点が他のスマートペンとの違い。

 店員のおねーさんが使い方を教えてくれた。

 「かっこいい漢字書いて!」とお願いしてきたので書いた漢字が「夢」。

 あめりかんどりーむ。

 韓国のメーカーらしく、サイトは日本語でも閲覧できる。


3: NAVRY - LOOK FORWARD(Move)$799.00

 車の運転カーナビの最新FID(フロントインフォディスプレイ)。

 他のFIDとの違いはスマホのSiri・Google Assistantと繋げることでMapの表示はもちろん、通話やメッセージの読み上げ、音楽の再生などをハンズフリーで行うことができる点。

横から見ると普通の透明なアクリル板だけど、

 正面からみると奥行きがある立体的な映像が!SF感すごい。そういえば宇宙兄弟にもこんなデバイスがあったような。

 これでリアルマリオカートとかできたら面白そう。

 高機能だけど本体がそこそこ大きい。


4: bluesmart(Move)$449.00

 スマホでの遠隔ロック、追跡用GPS、USB対応充電バッテリー、重量計付きのハイテクスーツケース。

 盗難対策はこれでばっちり。

 でもちょっと重いのが難点。。。


5: SUBPAC(Play)$299.00

 フィジカルオーディオと呼ばれるもので、バックパックのように背中に背負うか、イスに固定して使う。

 映画やゲームなどの映像に連動して振動するので、まるで映画館の4DXが楽しめる感じ。

 重低音がすごく、爆発シーンが多いアクション映画、FPSとの相性がいい。

 ぶるぶるする。ずっと使ってたらお腹周りが痩せそう。


 結局一時間近くも滞在してしまった。。。

 この他にも興味引き立てられる様々なデバイスがあり、改めて技術の進歩は目覚ましいものだなと感じた。

 特に健康系のデバイスは非常に多岐に渡っていて(オンラインの聴診器や体温計で遠隔で通院ができるデバイス、脳波測定など)、そんなものまで?というものが多かった印象。

 健康志向な西海岸ならでは。

 Palo Altoに来られる際はぜひ立ち寄ってみては?


 VRもいっぱいある。

ずーまーのその日暮らし

ずーまーの仕事や旅、時々めがねなぶろぐ。 大木一真(おおきかずま)は福島県いわき市生まれの23歳。

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